芝居の匂い

私の父は91歳 現役の役者

終戦後 俳優座に入団し、演出家を目指していたが、役者の人数が足りず役者になる。

今年の5月に強風にあおられ自転車の下敷きとなり、大腿部骨折
人口の骨を入れる手術

退院後はやる気をなくし、家に閉じこもりがちだったので、ライブに出演してもらう事にした。

芝居の匂いのする稽古場へ通ううちに元気を取り戻し、前向きになってきた様に思う。

ライブも無事終了して、その後も前向きに生活をしている。

舞台やライブは引退

出来る事を探して

ボランティアで読み聞かせをやりたいと言う。

社会に貢献したいのだろう。

父のリハビリに付き添い、お昼を一緒に食べる機会が増えた。

父は芝居の話しを嬉しそうに話す。

私は父の影響で舞台の仕事をする様になった。

父との昼食は楽しく、芝居の話しは尽きる事なく続く

父の娘に生まれて良かったなと思う今日この頃です。